ドイツ鉄道DBの使い方:鉄道旅のススメ(注意点と体験談)

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ドイツを旅行するならば、ドイツの鉄道利用をすることになると思う。

ドイツにも飛行機、鉄道、バス等あるが、ドイツ国内の移動であればドイツの特急電車であるDB(Deutsche Bahn)が非常に重要なので、実際に使った感想も含めて今回ドイツ鉄道DBについてその使い方や注意点をまとめるので、是非参考にしてほしい。

 

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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DBとは

Deutsche Bahn:Deutsche(ドイツの)+Bahn(鉄道)

DBとはDeutsche Bahnの略(Deutsche(ドイツの)+ Bahn(鉄道))で、ドイツの特急鉄道のことである。

公式HPも貼るので、是非使う予定の方は訪れていただければと思う。

 

路線図

路線図は以下の通りだ。

見て路線をすべて理解することは難しいと思うが、ぱっと見でドイツ国内をほとんど網羅していることが分かると思う。

そのため、余程端から端に行かない限りはDBを使うことで早く移動できる。

 

予約方法

予約はHPから

予約はHPからできる。

以下はスマホの画面だ。もちろんPCからもできるが、多くの人はスマホを使うと思うので、今回はスマホ画面をベースで解説する。

ただし、PCも基本的には同じなので、参考にしながらやってみていただければと思う。

出発地と目的地、時間の入力

見たままだが、「From」に出発駅名、「To」に目的地を入力、Outbound Journeyに日付と時間を入力して検索すれば良い。

なお「Dep」は出発時間検索、「Arr」は到着時間で検索する場合にチェックする。

「Add return journey」は、往復で購入する場合に設定する。

人数、年齢、クラスの選択

その後、人数、年齢などを設定する(6-14歳、15-26歳はどうやら割引があるらしい)。

あとは、ポイントカードではないがBahnCardを持っていればそれを入力する(旅行者は持っていないことが多いと思うので、No BahnCardで良い)。

また、DBでは1st classと2nd classがあるので、それを選択する。

1st classの方が良いシートだが、もちろんその分値段も高くなる。

必要情報を入力したら、Searchすれば候補がいくつか出てくる。

候補から乗る時間を選択

これは日本での新幹線のネット予約等と同じだ。

検索条件からヒットした電車がいくつか表示されるため、その中から自分の乗りたい時間の電車を選択する。

ちなみに、日本は余程でない限り時間を変えても値段はあまり変わらない(早期割引などはあるが)が、ドイツ鉄道は時間帯や経由地等で大きく値段が変わってくるため、是非しっかり内容を確認して選択してほしい。

 

キャンセル可否、目的地の市内チケット、シート予約、列車変更可否などを選択

次に、直前までキャンセルできるか、シートの予約するか、変更できるチケットにするか、目的地の市内トラムの乗り放題チケットを付けるか等を選択する。

当然だが、全部オプションになるため、選択するほどに金額は上がっていく。

 

電車の乗り方

改札は無い

日本の様に改札は無いため、直接ホームへ向かう。

かなり違和感はあるが、特に何もなく予約した電車に乗り込めば良い。

ちなみに、チケットは電車内で確認されるのでオンラインにせよ印刷にせよ、すぐ出せるようにしておくと良い。

 

予約席に着席

私は2等席(2nd class)しか使ったことがないため、2等席の様子を紹介する。

通常の2列席とボックス席がある。

予約していると赤丸を付けた部分に予約した人の出発地と目的地が記載されているため、自分が予約している場合は、自分の区間と同じところに座ろう。

ちなみに席の予約していない場合は、予約者のいない席に座れば良い(予約者がいないところは、予約表示に何も表示がされていない。)

なお、電車によっては席の頭部分または上の方に予約表示があるので、乗った電車に合わせてみるところは探してほしい。

 

 

マスク着用が必須(2023年1月時点)

現在、ドイツのDBではマスクの着用が義務になる。

以下はDBのHPからの抜粋になりますが、ざっくり言うとFFP2または医療用グレードのマスクをつけなければならない(こちらは義務)。

なお、街中の電車などもマスク着用が推奨されているが、義務か否かは州によるので社内アナウンスに注意してください。

とのことである。

Please wear an FFP2 or medical-grade mask when travelling on our trains.
To comply with public health requirements, please wear an FFP2 mask on board long-distance trains. The regulations on compulsory masks that apply to local transport are regulated by the respective federal state.

We recommend wearing an FFP2 mask on local trains as well. Pay attention to announcements and information from train staff.

Legal regulations set by the German federal states apply. These are available on the Federal Government’s website.

なお、これはドイツ連邦が定めているので、そっちも確認しておくと良い。

 

ホームが変わったり遅延が頻発

ここからは注意点を紹介する。

遅延が頻発する

ドイツも比較的しっかりした(という表現があっているかは?)民族だが、それでも日本と比べると遅延が頻発する。

私の場合、遅延というよりもCancelされてしまった(下図)。

アプリでも状況は見れて、私の場合は「Journey has been cancelled」とされて電車自体がキャンセルされてしまった(理由は不明)。

 

乗り継ぎがなければ待っていれば良いが、乗り継ぎがある場合には当然乗り継ぎ先の電車も乗れなくなってしまう。

その場合、乗り継ぎ先の電車を振り返る必要がある。

また、遅延している電車より先に来る電車もあるかもしれないため、いずれにしてもチケットを変更する必要がある。

遅延時の対応

遅延が発生した場合、数分程度であれば特に問題ないが乗り継ぎに影響が出るレベルの場合、チケットの振り替えをしよう。

Reisezentrum(旅行センター)にいこう。ちなみにInformationは遅延情報等を教えてくれるだけで、対応してくれなかったため、是非このReisezentrumを探そう(Informationでは英語ができない方もいたため、そちらで対応するのは難しいと思われる)。

こちらの旅行センターで自分のチケットを見せれば、向こうもある程度理解してくれる。

ここで変更後の時間を見繕ってくれて、変更後のチケットを発券してくれる。

遅延やキャンセルが発生しても焦らずに対応しよう。

 

遅延時はとりあえず来た同じ方向の電車に乗るのもアリ(説明できるならば)

私の場合、チケットを変更してもらったが1時間後の電車になってしまった。

仕方がないから待っていたら、キャンセルされた電車が40分遅れて到着した。来るのかよと思いつつ、先に来たならこっちに乗ろうということで乗車した。

そして乗換駅で、結局変更後の電車を待たないといけなかったが、乗換駅で先に出る電車がいたためチケットは持っていないが乗り込んだ。

当然チケットは持っていないことになるが、乗務員がチケットを確認に来た際に、前の電車が遅れて乗り換え電車に間に合わなかったと話をしたら理解してくれた。

そのため、チケットを変更の手続きをすることが基本だが、いっそ乗って説明することもできる様だ(こちらの方法は人に寄るかもしれないこと、説明が必須になるため、自己責任でお願いしたい。)

 

まとめ

今回、ドイツ鉄道(DB)を紹介した。

遅延問題はありつつも、旅行時には非常に便利な電車なので、ドイツ旅行の際にはぜひ使ってみていただければと思う。

 

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