byのイメージ:英語表現ー分かりにくい前置詞ーbyは近くの位置関係のイメージ

前置詞
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英語の前置詞は様々な使い方がある一方で、使い分けが分かりにくいものが多い。

本記事シリーズでは前置詞の使い方について解説していく。

今回は「by」について、イメージと共に良く使われる表現を整理する。

byの大まかなイメージは…

by:近く・そばにあるという位置関係のイメージ(nearよりも近い感覚)
nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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「by」は近く・そばにある位置関係のイメージ

「そば」という位置関係

「by」は、「そばにある」、「近くにいる」という位置関係を表す前置詞だ。

例えば、by the bus stopなどは、バス停のそばに立っているイメージだ。

「近くに」には、「near」があるが「by」はnearよりももっと近い感覚である。

 

「by」には「~まで」という使い方もあるが、これは期限の近くというイメージを表している。

通常、期限がある場合、作業はその期限の近くで終わることが想像されることから、「by」が用いられている。

 

 

byの使い方

そばにある

最も基本的な使い方は「そばにある」イメージだ。

【例】

by the bus stop バス停のそばに

by the post office 郵便局のそばに

drop by 立ち寄る(そばに落ちる(drop)ことから、立ち寄るという意味になっている)

go by (時が)過ぎる・経過する(私たちのそばを過ぎていくイメージから、時が経過することを表す)

 

受動態の行為者

byは受動態でも行った人を表すときに良く用いられる。

This book was written by a famous novelist.(この本は有名な作家によって書かれた)の様な使われ方だ。

これは、出来事を起こした人は近くで行っているはずであることから、近くで行ったイメージから受動態でも使用されるようになった。

【例】

This blog was written by nigimo. このブログはnigimo(私)によって書かれた。

I like songs by this singer. 私はこの歌手による歌が好きです。

 

期限のby

期限を示す場合もbyを用いる。

byは「~までに」という訳になる。untilも同じ日本語訳である「~まで」という訳になるが、大きな違いはbyはその期限までに変化を伴う。

逆にuntilは、その期限まで同じ状態が続くときに用いられる。

【例】

I’ll be there by 7:00 a.m. 私はそこに7:00までに行きます。

(I’ll be there until 7:00 a.m. 私はそこに7:00までいます。)

We have to be at the theater by 15:00. 私たちは劇場に15:00までに行かなければならない。

I have to finish survey report by 11 a.m. tomorrow. 私は明日の11:00までに調査報告書を終わらせなければならない。

 

〇〇 by 〇〇

byには「〇〇 by 〇〇」というものがある。例えばlittle by littleの様なものだ。

これも近くのイメージの応用である。

【例】

little by little 少しずつ(⇒少しのそばの少し ⇒ 少しずつ)

step by step 一歩ずつ(⇒一歩のそばの一歩 ⇒ 一歩ずつ)

day by day 日ごとに

 

 

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