2022年も半分過ぎたけど、ふるさと納税どうしようかな?
2022年も半分ほど経過して、そろそろふるさと納税をどうするか考え始めている方もいるように思う。今回は2022年にオススメできるふるさと納税先を調べてみたため、是非参考にしていただきたい。
本記事を参考に、今のうちに目星をつけておきたいですね。
ふるさと納税とは
なんのためにできた制度?
ふるさと納税ってお得とは聞くけど、何のための制度のなの?
こういった疑問を持つ方もいるのではないだろうか。
総務省のHPでは、ふるさと納税の理念が説明されているため、ここでは簡単に紹介する。
地方で生まれた方もその多くが、大学や就職などで都会に出てくると思う。そうすると、小さい頃は地方で教育を受けたり医療を受けたりしながら育った一方で、大きくなると都会に出て、都会で働いて都会に税金を納める。
そうすると、地方は税金を使うだけ使って、将来はその分の税金が納められないことになる。
そこで、今は都会に住んでいるけど、自分の育ったふるさとに納税できるシステムがあっても良いのではないか、ということで始まったのが「ふるさと納税」である。
(※ちなみに、ふるさと納税先は別に自分の育った地方でなくても大丈夫だ。)
情報引用:総務省ふるさと納税ポータルサイト
ふるさと納税とはどんな制度?
自分の選んだ自治体(ふるさと)に寄付を行うと、2,000円は自己負担となるが、それ以外の分は所得税と住民税が減額される(控除される)。
そして、寄付額に応じてその自治体の特産品がお礼としてもらえる(いわゆる、返礼品)という制度である。
つまり、何もしなければ自分の住んでいる地域にただただ住民税として税金を納めるところ、自分の好きな地域に寄付を行いつつ、その上でその地域の特産品などがもらえるお得な制度と言える。
ふるさと納税の寄付額上限に注意
ただし、無制限に寄付して所得税をゼロにできる訳ではなく、収入によってふるさと納税ができる金額に上限があるため、注意が必要だ。
例えば、年収400万円で独身の場合、42,000円分が上限となっている。
上限額について
一例で年収400万円、独身の場合は42,000円と挙げたが、いくらまでできるかは年収や家族構成で変わってくるため、簡単にまとめる。
以下の表は総務省のHPからとりあえず年収700万円まで記載した(元の総務省サイトには2,500万円まで記載があるため、700万円以上はリンク先を参照してほしい)
総務省HP:ふるさと納税ポータルサイト
上限は今年の年収で計算するため注意が必要
上限額を計算するにあたって、1点注意が必要だ。
それは、ふるさと納税の上限額はその年の年収を基に算出されることである。どういうことかというと、2022年のふるさと納税の上限額は2022年の年収から計算される。
つまり、例えば2022年8月にふるさと納税をしようと思っても、2022年の年収はまだ確定していないということで、明確に上限がいくらかを算出できない。特に、日本は12月にボーナスがある会社も多く、年末になるまで年収がいくらになるか想定しにくい方も多い。
上限を超えてしまうと、その分はただただ出費になってしまうため、その年の年収をある程度予想しながらあまりやりすぎないように注意が必要だ。
オススメ返礼品(納税先)
ふるさと納税の説明はいいから、早くオススメの納税先を教えてよ。
前提の説明が長くなってしまったが、ここからは実際にふるさと納税をする場合のオススメの返礼品を紹介する。
もちろん、私の調べた中での個人的なオススメであることから、これよりも良いものもあるかもしれないが、是非参考にしていただければと思う。
特に私は食べ物と家電に特化して毎年利用しているため、その中からオススメをピックアップする。
食料品Best3
北海道白糠町(いくら×サーモン)
ここは楽天ふるさと納税でもランキングに入っているため、すでに知っている方も多いかもしれない。
ここはいくらやサーモン、ホタテなどかなり多くの海産物が返礼品としてあり、どれもかなり良い品でおいしい。
私は特に、エンペラーサーモンといくらがオススメであるが、ほかにもいろいろあるため、是非以下のリンクで白糠町のふるさと納税を調べてほしい。
新潟県胎内市(新潟県産コシヒカリ)
こちらはお米の返礼品になる。
お米は日本人であればそれなりに消費すると思う。一方で、スーパーなどでそれなりに良いお米を購入しようと思うと出費も嵩むことから、ふるさと納税の返礼品でもらえるのは家計費削減にも貢献する。
しかも、10kg分であればふるさと納税額は14,000円とそれなりに手が出しやすい額でもある。加えて、少し高額にはなるが、70,000円で毎月5kg送られてくる定期便もあり、もし収入に余裕がある方は定期便も考えてみても良いのではないだろうか。
熊本県水上村(馬刺し)
これは人によるかもしれないが、馬刺し好きにはぜひオススメしたい。
馬刺しは売っているところが少ないし、売っていたとしても値段がそれなりに高いことから普段買うには抵抗があると思う。しかし、これであれば10,000円のふるさと納税で、5~6パック返礼品として送られてくることから、たまの贅沢として晩酌が進むこと間違いなし。
さらに先に述べたように10,000円ということで、ふるさと納税の額が少し余っている場合の調整などにも使えて非常に便利である。
水上村は馬刺し以外の肉や食品もあるため、自分の好みのものがあるか探してみてはいかがだろうか。
家電Best3
兵庫県加西市(アラジントースター)
家電系でオススメNo1はアラジンンのトースターである。私はバルミューダとか、アラジンとか、おしゃれ系家電は、正直自ら購入したいとはあまり思わないが、一方で、妻の方はそういった家電を揃えたいと考えていることは多いのではないだろうか。
そんな時に、ふるさと納税でアラジンのトースターが手に入るとなれば一石二鳥である。
加えて、実際にふるさと納税でアラジンのトースターを手に入れてみたが、4枚焼きは中のスペースが広く、食パンだけでなくいろいろなものが焼けるため使い勝手という観点でもおススメである。
また、4枚焼きは少し金額が高めであるが、2枚焼きもあるため合わせて検討してはどうだろうか。
茨城県日立市(HITACHI炊飯器)
日立市と言えば、あのHITACHIである。
日立市は全体的に高額な家電が多いため頼める人は限られるかもしれないが、もし上限が可能であれば炊飯器もオススメである。
大阪府大東市(象印ミキサー)
大阪府大東市は象印のミキサーがオススメである。
ミキサーは毎日頻繁に使うものではないため、なかなか少し良いものを購入するには踏み切れないと思うが、ふるさと納税返礼品としてお得に手に入るのであれば候補に入るのではないだろうか。
特に象印のこの返礼品のミキサーはミルもついており、コーヒーをよく飲む方にはそっちの用途としても使える。
その他、大東市は象印製品がいくつかあるため、こちらも大東市のサイトで他の家電も見てみてはどうだろうか。
まとめ
オススメは「よく食べる食品の定期便」か「少し良い家電」
よく食べる食品の定期便
特にお米に代表されるように、常に食べるものを定期便でふるさと納税により手に入れることはオススメである。
よく食べるものは、それだけ買いに行かなければならない頻度も多いが、お米等は自分で買いに行くと重たいという問題がある。
しかし、ふるさと納税であれば通販と同様に家まで送ってくれることから、良く食べるものはふるさと納税で返礼品として受け取ることは非常にオススメだ。
少し良い家電
こちらもオススメしている。
というのも、高頻度で使う家電(洗濯機やテレビ、電子レンジ等)は自発的に買うし、それなりに良いものを購入する方も多いと思う。
一方で、使う頻度はそんなにないけど、あると便利だという家電は、なかなか買いに行くこともないし、いざ買うにしても高いものを買おうとはなかなかなりにくい。
そんな時にふるさと納税で税制的な優遇制度を使いながら手に入るのであれば、少し良い家電を頼んでも良いのではないだろうか。
最終的には自分に合ったものであればなんでも良いが、まずは制度を活用しよう
これを言ってしまうと元も子もないが、最終的には自分が欲しい返礼品を出している自治体に寄付すれば良いと考える。
この制度を全く使わないのはもったいないため、大事なことは、なんでもいいからまずは制度を活用してみましょう。
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