今回はコーヒー専用マグボトルであるQAHWAを紹介する。
飲み物で毎日お金を使っている人は、これを使って家から飲み物を持ち歩くだけで相当な節約にもなる。
特に最近は値上げラッシュであり、本記事作成時点からかなり価格が変わっているため改めて試算しなおしている(2022年5月時点)が、より節約の効果が高くなっているため、是非参考にしていただきたい。
【公式サイト】
飲み物を毎日買うと実は高い
まず飲み物を毎日購入する場合との差を試算してみる。
今回はコーヒー専用マグボトルの紹介となるため、コーヒーを毎日飲む人という前提で試算する。
コーヒーをどこで購入するかでも変わってくるため、以下のパターンに分けて検討した。
- 仕事時にコーヒーを飲むことが多いと想定し、毎朝出社前に購入することとする。
- 通常20営業日のため、20日間毎日1杯購入とする。
- サイズは購入場所によって異なることから揃えることはできないため、メジャーなサイズとmLあたりの両方を試算。
- メジャーなサイズの基準として、通常のコーヒーカップは150mL程度であることから2杯分くらいを目安で300~400mL程度のサイズを用いる。
- カップに入る量はいずれも公式に記載されていないので、参考程度としていただきたい。
- 店内とテイクアウトで価格が異なる場合は、オフィスで飲む前提としてテイクアウトの料金を採用。
- ホットとアイスで量や値段が異なる場合があるため、今回はすべてホットで統一する。
- 価格は2022年5月時点で算出している。(最近値上げが多いためUpdateした。)
では、さっそく次からが試算になる。
スターバックス:毎日購入で月に7,800円
スタバのHPによると各サイズと価格は以下の表のとおりである。
サイズ | 価格(税込み) | 容量 |
short | 240mL | |
tall | 350mL | |
grande | 470mL | |
venti | 590mL |
前提に記載したとおり、tallを用いる。
363円390円が毎日掛かるため、20営業日で7,260円7,800円である。なお、1mLあたりのコストとしては、1.04円(=363円÷350mL)1.11円(=390円÷350mL)である。
【スターバックスの公式HP】
ドトール:毎日購入で月に6,400円
こちらもHPによれば、以下の表のとおりである。
サイズ | 価格(税込み) | 容量 |
S | 220円 | 150mL |
M | 270円 | 180mL |
L | 320円 | 270mL |
こちらもなるべく300~400mLに近いところで、Lサイズの320円を用いて試算する。20営業日での算出のため、1か月で6,400円(=320円×20日)掛かる計算である。
また、1mLあたりでは1.19円(=320円÷270mL)となる。
【DOUTORの公式HP】
コンビニ:毎日購入で月に3,000円
コンビニは、それぞれで異なることから、代表的なものとしてセブンイレブンとファミリーマートを取り上げる。
コンビニ各社は大差ないと思うが、もし大きく安いところがあればコメントいただければと思う。
さて、まずはセブンイレブンの7カフェだが、こちらはRとLがありそれぞれ税込みで100円と150円である。量はHPを見ても分からなかったが、調べたところによるとそれぞれ150mLと235mLと言われている。
次にファミリーマートである。ファミマはブレンドSとブレンドMがあり、それぞれセブンイレブンと同様に税込み100円と150円である。こちらも量は記載されていなかったが、おおむねSが155mL、Mが220mLと言われている。
セブンイレブン | ファミリーマート | ||||
サイズ | 税込み価格 | 容量 | サイズ | 税込み価格 | 容量 |
R | 100円 | 150mL | S | 100円 | 155mL |
L | 150円 | 235mL | M | 150円 | 220mL |
いずれも大きい容量を試算に用いることとすると、150円で20営業日のため月あたりは3,000円、1mLあたりではセブンイレブンは0.64円、ファミマは0.68円となる。
【セブンイレブンの公式HP】
【ファミリーマートの公式HP】
家で淹れたコーヒーを持ち歩く:月に400円
これについては、なんのコーヒーを淹れるかで変わってくるが、私はネットでドトールのドリップコーヒーを購入しているため、今回はそれを用いる。
楽天やYahoo!は200パックで、Amazonは100パックとなっているため単価が異なるが、私は楽天で購入しているため200パックで税込み3,980円となることから、1杯あたり19.9円を用いる(=3,980円÷200パック)。
QAHWAはサイズが大小あるが、大きいほうであれば420mLである。
1杯19.9円で20日のため、1か月のコストは398円である。これにQAHWAボトルの1,800円を加えても2,198円である。
1mLあたりにすると、0.26円(=2,198円÷(420mL×20日))となる。なお、これはQAHWAボトルを購入した月の試算であり、それ以降は1か月で398円、1mLあたりは0.05円となる。
ちなみに、1パックで420mLのコーヒーを淹れたら薄いのでは?という疑問を持つ方もいるかもしれないが、420mLは多いように見えてそんなに多くないため、1パックで十分普通のコーヒーが淹れられる。
価格(税込み) | 容量 | 月あたりのコスト | |
ボトル購入初月 | 19.9円 | 420mL | 2,198円(ボトル購入費用込み) |
2か月目以降 | 398円 |
試算まとめ:持参は圧倒的に節約
まとめると下表の通りである。
もちろん、味の違いや好みの問題もあることから値段だけで単純な比較はできないことは承知しているが、ボトルを購入したとしても明らかに持参するほうがコストパフォーマンスが高いことがわかる。
スタバ | ドトール | コンビニ | 持参 | |||
セブン | ファミマ | 初月 | 2か月目以降 | |||
サイズ | 350mL | 270mL | 235mL | 220mL | 420mL | |
値段 | 320円 | 150円 | 150円 | 19.9円 | ||
追加費用 | ー | ー | ー | ー | 1,800円 | ー |
月コスト | 7,800円 |
6,400円 | 3,000円 | 3,000円 | 2,198円 | 398円 |
1mL | 1.11円 |
1.19円 | 0.64円 | 0.68円 | 0.26円 | 0.05円 |
コーヒー専用マグボトルQAHWA
「すべてはコーヒーをおいしく飲むために」というキャッチフレーズで製品紹介がなされており、今回紹介するボトル以外にもタンブラーやコーヒーミルなど、コーヒーに関連する商品が揃っている。
*サイトにより、値段そのものや送料などがかなり異なるため、よく確認いただきたい。
5年超使用した感想
私がこのボトルを知ったきっかけは、5年ほど前に某電気店で持ち歩く用のマグボトルを探しているときに店員に声をかけられたことだった。
ちょうど仕事にも慣れてきて、朝コーヒーでも飲みながら仕事を始めたいと思いつつ、毎朝買ってからオフィスに行くのは相当コストがかかると思い躊躇っていたところだったため、コーヒー専用という言葉にもつられてつい購入してしまった。
抜群の保温力
コーヒーを朝イチで入れて出社して会社について飲もうとすると、熱すぎて飲めないレベルで保温されているし、会社について急に忙しくて飲み損ねた場合でも夕方まで十分熱いコーヒーを飲むことができる。
また、たまたま淹れたのに持っていくことを忘れたことも何度かあるが、その場合、帰ってきた後でも温かいコーヒーが飲めるような状況(さすがに熱いとまでは言えないが、コーヒーを飲むには十分な温かさ)であり、保温能力に驚かされる。
この保温能力を活かして、例えば職場にはポットがあればドリップコーヒー1パック持参しておくようにすることで2杯目を淹れることもできるし、仮にスタバやコンビニなどで追加で購入した場合も容器を入れ替えることで温かさが長持ちするため、そういった使い方もできる。
耐久性も高い
耐久性についても、私のQAHWAボトルはもう5年以上という長年使っているが、まだ十分現役で使っている状況である。
さすがに見た目上は相当年季が入っており、塗装が少しずつ剥げていること、ふたのカバーが取れてしまって黒い部分がむき出しになっている状態であるが、まだまだ性能には何の問題もなく、漏れてくることもない。
まとめ
QAHWAは保温性に優れており、1日くらいであれば十分温かいまま保ってくれるし、値段もお手頃である。
コーヒー好きでとにかくたくさん飲む方はコスト削減ということでも、自分で淹れて持ち歩くことをお勧めする。
1回の購入は数百円であるが、毎日、何回も購入すると1か月で万単位の出費にもなる。どうしてもスタバが好きだということであれば難しいが、そうでなければ毎月の出費を削減できるため、ぜひ試してみたはいかがだろうか。
その他、ミニボトルやエヴァモデルなどもあるようなので、ぜひ確認していただければと思う。
今後もこういった便利グッズやマイナーな商品でも便利だと思うものは紹介していくので、ぜひ参考にしていただきたい。
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