【楽天カードプレミアム】損益分岐点徹底検証;家族カード含む

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皆さんはクレジットカードは使っているだろうか。この記事にたどり着いているということは、現在カードを使っていて、ランクアップを考えているとか、これからカードを申し込もうかといろいろ検討されていることと思う。

今回私は楽天カードのプレミアムカードにランクアップしたことから、なぜそうしたか、損益分岐点はどこか、家族カードなどについて細かく検討していく。

楽天カードはゴールドカードが改悪されて、クレジットカードをどうしようと悩んでいる方も、これから新たにカードを作ることを検討している方も是非参考にしていただきたい。

なお、私はこれを機にブラックカードを目指してみようと考えていることから、別記事ではブラックカードへの道のりをレポートしていきたい。(入手してから報告されている方は多くいると思うが、入手前から入手に向けてをレポートしている人は少ないと思うので、こちらも参考にしてほしい。

 

楽天ブラックカードへの道のり(第1弾:目指すきっかけ)

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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楽天プレミアムカードとは

楽天プレミアムカードとは、他社のカードでいうところのいわゆるゴールドカードのクラス程度と考えられる。(”程度”としたのは、審査も比較的緩いうえに、サポートなどもいわゆるゴールドカードほどには充実していないと思われるためである。それでも、よほどステータス性を気にする相手でなければゴールドカードと一応は名乗ってもよいように思う)

ちなみにほかのカードは、通常カード、ゴールドカード、ブラックカードがある。

それぞれの年会費などの簡単な比較は以下の通りである。

通常カード ゴールドカード プレミアムカード ブラックカード
還元率 1~3% 1~3% 1~5% 1~5%
年会費 無料 2,200円(税込み) 11,000円(税込み) 33,000円(税込み)
家族カード年会費 無料 550円(税込み) 550円(税込み) 無料(2枚まで)
ETCカード年会費 550円(税込み) 無料 無料 無料
利用額上限*1 100万円 200万円 300万円 1,000万円?
プライオリティ・パス会員 無し 無し 申し込み可
本人のみ
申し込み可
同伴2名まで可
優待サービス 無し 誕生月の楽天市場でのポイント+1倍 誕生月の楽天市場でのポイント+1倍

3つから1つ選択
A:楽天市場コース
B:トラベルコース
C:エンタメコース

誕生月の楽天市場でのポイント+1倍

以下のすべて適用
A:楽天市場コース
B:トラベルコース
C:エンタメコース

*1:通常カードでも100万円を超えることも可能みたいであること、ブラックカードは持ったことがないため、調べた限りの情報であるため注意が必要

楽天ブラックカードはインビテーションが来ない限りは所持することができないため、今回の比較対象からは外す。(戦術の通り、取得を目指すため、詳細は別記事で紹介していきたい)また、ご存じかと思うが、ゴールドカードは改悪により年会費がかかるにもかかわらずほとんど通常カードと変わらないため、こちらも省略する。

 

プレミアムカードの損益分岐点検討

前述のとおり、通常カードは年会費無料に対して、楽天プレミアムカードは11,000円年会費がかかる。つまり、プレミアムカードを持つのであれば、この11,000円分得をしないと意味がない。今回はこの11,000円分をどうやったら取り返すことができるか、またこれをクリアできる方はプレミアムカードを持つべきということにもなるため、損益分岐点について検討する。

まず、通常カードとプレミアムカードの大きな違いは、楽天市場での買い物の際に、通常カードだと+2倍、プレミアムカードだと+4倍となっている点である。なお、この「●倍」というのは、通常が1%(1倍)のポイントであることから、+2倍であれば1倍+2倍で通常の3倍になるという意味であり、通常が1%のため通常カードで支払えば還元率3%となる。

同様にプレミアムカードは+4倍のため、全部で5倍であり、楽天市場での買い物は5%還元ということになる。街中での買い物では通常カードでもプレミアムカードでも還元率は同じ1%ため、プラスにするためには、楽天市場での買い物が前提となる。

早速ではあるが、この差分2%で年会費の11,000円分のもとをとるためには、楽天市場で年間55万円買い物をしなければならない。

例えば通常カードで楽天市場において55万円の買い物をすると、還元率は3%であることからポイントは16,500(550,000×3%)となる。同じくプレミアムカードで55万円分買い物をすると還元率が5%のため、ポイントは27,500となる。通常カードの16,5000とプレミアムカードの27,500の差は11,000ポイントであり、楽天市場で55万円分買い物をすると年会費11,000円に対してポイントが11,000ポイント多く獲得できるため、ちょうどプラスマイナスゼロになる。これ以上はポイントが2%多く獲得できる分プレミアムカードが有利となることから、繰り返しにはなるが楽天市場で年間55万円以上使うのであればプレミアムカードにする意義があると言える。

家族カードも考慮すると、家族カード1枚発行でプレミアムカードでは年間550円かかる。さらにこの550円分もポイントで賄おうとすると、追加で27,500円必要になる。つまり、家族カードを1枚発行するのであれば、合計で577,500円楽天市場で使う必要がある。

今回、何も考えずに買い物をした場合の試算で577,500円が必要だということとしたが、例えばプレミアムカードの優待特典のうちのひとつであるA.楽天市場コースを選んだ場合、火曜日と木曜日は無条件でさらに+1倍となる。その場合は通常カードに比べて3%多く獲得できることになるため、毎回必ず火曜日または木曜日に買い物することとすれば、383,333円(家族カードの550円も含む)で済むことになる。

38万円であればかなり現実的ではないか。加えて、誕生月はさらに+1倍ということで、誕生月にすべての買い物をまとめることはさすがに難しいが、ふるさと納税は誕生月にすると決めておけば、誕生月にふるさと納税分例えば5万円を使ったとする。その場合は、その5万円だけは7%(通常の1倍に、プレミアムカード分の+4倍、火曜または木曜の+1倍、そして誕生月の+1倍で合計7倍)の還元率を達成することが可能であり、通常カードより4%多くポイントが獲得できる。その場合、通常カードが5万円に対しては3%の1,500ポイントだが、プレミアムカードは5万円の7%のため3,500ポイントになる。この差は2,000ポイントであり、あとは誕生月以外で9,500ポイント稼げばよい。(家族カード込みで11,500ポイント通常カードより多くしなければならないため、11,500-2,000=9,500)

9,500ポイント分通常カードより多くポイントを獲得するためには、火曜および木曜に買い物すると決めた場合には、237,500円で達成可能である。先ほどの誕生月の5万円とあわせると、287,500円でプレミアムカードの年会費のもとが取れることになる。単純に計算すると55万円楽天市場で買い物しなければならないが、優待コースや誕生月をうまく使うことで、ここまで下がってくればかなり現実的ではないだろうか。

上記の内容をいかにまとめる。すべて楽天市場で買い物した場合に、いくら以上買い物すればプレミアムカードの年会費のもとが取れるかをまとめたものである。

通常通り買い物した場合 優待コースをA.楽天市場コースとして、買い物は火曜または木曜とした場合 優待コースをA.楽天市場コースに、ふるさと納税(5万円:仮)を誕生月に行った場合
損益分岐点 550,000円 383,333円 287,500円

だいぶプレミアムカードのメリットが現実的になってきたことから、今回私がプレミアムカードにアップグレードした理由を説明したい。

 

今回プレミアムカードに変更した理由

今回私がプレミアムカードにした理由は、いうまでもなく先に述べた損益分岐点を超えることが確認できたためである。楽天市場の購入金額合計を調べる方法は、googleなどで「楽天市場 購入金額 確認」などで検索いただければと思うが、私の場合は以下の通り2020年は約22万円、今年はまだ9月だが53万円を超えている状態である。

 

先に説明した損益分岐点からしたら、今年はもう55万円すら超えそうである。昨年までは特に多く買い物をしていたわけではないが、今年に入って子供ができたこともありおむつをはじめ子供の消耗品を楽天市場でよく購入したり、外で買い物をする機会が減ってきたことから逆に通販の利用頻度が増えたことによる。

これからふるさと納税もすることを考えれば、余裕で損益分岐点を超えるだろうと想像できる。

こういった状況から、今回私は楽天プレミアムカードにアップグレードを決意した。また、これをきっかけにクレジットカードについて調べることとなり、損益分岐点的には非常に不利であるがブラックカードを手にしてみたいと思うようになってしまったため、今後ブラックカードについてもレポートしていきたい。

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