不要なカードは整理すべき!?:やや面倒なSuica解約の結論とその方法

生活改善・ガジェット
スポンサーリンク

先日、保有しているクレジットカードの種類を紹介したが、今回はその際にカードの使い分けを見直し不要となったカードを整理することとしたので、それについて語っていきたい。

厳密にはクレジットカードの整理ではないが、不要なカード類の整理ということでSuicaに焦点を当てる。

今回整理したカード:Suica定期券
整理理由:ビックカメラSuicaカードで代替可能のため

 

 

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

nigimoをフォローする

整理前の状況

過去は定期券用のSuicaとオートチャージ用にビックカメラSuicaカードで、Suicaとしては2枚持っていた。

Suicaにオートチャージする場合はクレジットカードなら何でも良いということはなく、ビューカードが必要となる。Suicaのオートチャージについては、詳細は以下のリンク先を参照いただきたい。

オートチャージ・定期券 Suicaをもっと便利に使う:ビューカード
オートチャージや定期券機能など、Suicaをもっと便利に使うための特徴をご紹介します。

また、ビューカードにもいくつか種類があるため、種類の一覧は以下のリンク先を参照いただければと思う。

カード一覧:ビューカード
JR東日本のクレジット「ビューカード」の全カード一覧をご紹介します。

ビューカード一覧を見ると、クレジットカードそのものを定期券として使えるものは意外と少なく、人気のあるビックカメラSuicaカードは定期券としては使えない。

そのため、Suicaを定期券としたうえでオートチャージがしたい場合、Suica定期券を別で持ち、ビューカードとSuicaリンクをすることで初めて可能となる。

私も定期券を利用していたことから、上記方法を取るしかなくSuicaとビックカメラSuicaカードのSuica2枚持ちにせざるをえなかった。

 

今回整理した理由

昨年から在宅勤務が主流となり、通勤の回数が劇的に減少した方も多いのではないだろうか。

私も毎日出社していたところから、必要に応じて出社に変わった。それに伴い、定期券代支給から、出社した日の分の交通費実費精算に変わった。これで定期券を購入する必要が更になくなり、通常の使用であればビックカメラSuicaカードで十分で、むしろSuica定期券を持っていても使い道がなくなった。

しかし、これは多くの人で経験があることだと思うが、解約手続きは多くの場合めんどくさい。特にそのまま放置しておいてもマイナスにならないのであれば、わざわざ手続きをしなくてもよいのではないかと思ってしまう。私も例に漏れずめんどくさく、1年以上放置していた。

しかし、今回所持しているクレジットカードを記事にしてみて改めて持っているカード類を見直し、Suicaを定期券入れに入れておく必要性が全くないと思ったことから、ついに重い腰を上げることにした。(ちなみに定期入れには、Suica、よく使うEdy付きの楽天カードの2枚を入れていた)

 

Suicaの整理方法

Suicaのカードは以下の種類がある

①無記名Suica
②My Suica(記名式)
③Suica定期券
④その他(モバイルSuicaや記念Suicaなど)

今回はカードの枚数を減らすことがメインであるため、④については割愛する。

手順1.オートチャージ解除

②My Suica(記名式)や③Suica定期券ではオートチャージ設定可能であることから、もしオートチャージ設定している場合はまずはそのオートチャージを解除する必要がある。解除しないといつまで経っても手順2に行けない。

なお、オートチャージの設定や解除はオンラインなどでは行うことができず、駅にあるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)を使わなければならない。(非常に不便である…)このVIEW ALTTEは、すべての駅に設置しているわけではないため、事前にどの駅ならばあるか調べておくことをお勧めする。

【VIEW ALTTE設置場所検索:ビューカードHP】

駅のATM 「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)のご利用方法:ビューカード
駅のATM 「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)ではビューカードの各種設定、提携金融機関の預貯金のお引出し、ビューカードご利用代金のお支払いや振込などのサービスを年中無休で便利にご利用いただけます。Suicaを便利に使えるクレジットカードなら、JR東日本グループのビューカード。

操作自体は、タッチパネルを操作していくと解除の項目があるためあとは案内に従って操作、カードを入れたりするだけでよい。

手順2.チャージされている金額を使い切る

オートチャージを解除したら、次はチャージされている残りの金額を使い切る必要がある。

Suicaの解約は以下のお金が発生する。

  • デポジット(500円)の返金
  • チャージ金の返金
  • チャージ金の返金手数料(220円)

そう、チャージ金の返金を受けるには、返金手数料を支払う必要がある

たとえば、3,000円分チャージされている状態で解約すると、500円+3,000円-220円=3,280円の返金になる。たかだか220円だが、されどということでなるべくこの手数料は支払いたくない。

この手数料はデポジットの返金分には影響がないことから、チャージ金0円であれば500円がまるまる返ってくる。なお、チャージ金が220円以下の場合は、チャージ金は返ってこない。つまり、チャージ金100円の場合、デポジットの500円は返ってくるが、チャージ金の100円から手数料の220円を引くとマイナスになるため、この100円が手数料として徴収される。

そのため、チャージ金はなるべくゼロに近づけて解約するのが良い

手順3.みどりの窓口で解約する

チャージ金を減らしたらいよいよ解約である。これはJRのみどりの窓口に行って手続きする必要がある。注意点は特にないが、一応気をつけておく必要があるのが、SuicaはJR東日本の規格であることから、解約はJR東日本のみどりの窓口に行くしかない。旅先や関東から違うエリアに引っ越した後に解約しようと思ってもできないため、この点は注意していただきたい。

 

不要な物はしっかり整理すべき理由

最後はSuicaの解約手続きとは関係ないが、不要なものはしっかり整理する方が良い理由について説明しておく。

今回はSuicaの解約について解説したが、Suicaに限らずクレジットカードやポイントカードなど、不必要に増えてしまうことはよくあるのではないだろうか。クレジットカードは契約してすぐ解約するとかはクレヒスにも影響があるため、タイミングはしっかり考えた方がよいが、タイミングさえ間違わなければしっかり整理することをオススメする。

というのも、たくさん持っていてすべて管理できる方はよいが、多くの人が管理しきれず放置したり、ただの財布の重りになってしまったりするだろう。また、ちょくちょく使い分けてても、ポイントが分散するなど、あまり多くてもうまく使いこなすのは難しい。

加えて、仮に使わないからと家に放置するにしても、無くしてしまうだろうし、盗難のリスクがただただ上がるだけである。使わないカードを持ち続けることのデメリットや管理する煩雑さを考えるなら、やはり不要な物はさっと整理することをオススメする。

 

私は今回のカード見直しを機に、Suicaを整理することとしてオートチャージ設定を解除した。だが、チャージ金が2,000円程度あることから、今後なるべくゼロに近づけて解約手続きに移ろうと思う。

カード整理を考えている方は是非参考にしていただければと思う。

 

■カード整理を始めたきっかけの記事

どこにでもいるサラリーマンが楽天ブラックカードを目指す記事

【楽天ブラックカード】一般サラリーマンが楽天ブラックカードを目指す記事①:目指し始めるキッカケ編
先日、楽天プレミアムカードに変更したことを記事にした。 私は楽天市場で年間50万円近く使うことから...
【楽天ブラックカード】一般サラリーマンが楽天ブラックカードを目指す記事②:現在の手持ちのクレジットカードとその使い分け編
先日、楽天プレミアムカードを入手して損益分岐点を考察する記事と楽天ブラックカードを目指すための記事を...

コメント

タイトルとURLをコピーしました