近年は海外に行くにも翻訳機が充実していたり、Google翻訳の精度も向上しておりスマホさえあれば無料で海外でもコミュニケーションが取れるようになっている。
多少の海外旅行程度であれば英会話は翻訳機でほとんど問題ないだろうが、仕事するなら絶対に英会話は必要であることから、今回は英会話の必要性と英単語が重要であることを解説する。
英会話が今後も必要な理由
早速本題に入る。
AIの台頭で英会話は翻訳機を通せば良くなるという一面がある一方で、やはりどうしても翻訳機では代替できないこともある。
コミュニケーションの重要性
知っての通り、英語は世界中で広く使われているビジネスの共通言語である。
海外の顧客や取引先とのコミュニケーションにおいては英語は必要不可欠だ。
表現やニュアンス
そんな中で翻訳機を通してコミュニケーションを行うことは、必ずしも正確な表現やニュアンスを伝えられない場合がある、
例えば、言葉の意味が間違って翻訳されたり、文化的背景によって表現方法が異なる場合もある。正確に伝えるためには、自分の言葉でボディランゲージも使いながら直接的なコミュニケーションを行うことが重要となる。
文化的背景
文化的な背景も翻訳機では再現が難しい。
例えば大きくは宗教、また育ってきた国や環境、性別、年齢等様々な背景で人の考え方は形成される。
Chat GPT等をはじめとして、細かいことを指定すればそれに合わせた回答は出すことはできるかもしれないが、事前に細かい設定をする必要がある。
自分はいいが、相手の方も設定が必要で事前にそんなことをする暇はないだろうし、相手が英語を話せるのであればそれを行う必要性も感じないだろう。
感情表現
AIは過去の情報を集積し、この話の場合はこれの可能性が高いというような感じで出力している。
ということは非常に機械的であり、感情を踏まえた判断はできない。
もちろんビジネスでは感情は介入させずに、適切な判断が求められるが、コミュニケーションをとる相手に感情が感じられない場合には良好な関係も気づきにくいのではないだろうか。
逆にAIに置き換えても良いことは「補助」
文書の修正や翻訳
文章を多言語のまま読むことは逆に必要がない。
文章は翻訳を通して自分の言語に変えて読み、何か違和感があるところだけ実際に原文に戻るということでスムーズな文章理解が可能になる。
要約
文章やプレゼンテーションの要約もAIの得意分野だ。
この辺は自分で頑張って行わずに、逆にAIに頼ってしまうことが効率化につながるだろう。
英単語の重要性
さて、実際に英語スキルを向上させる場合に、私は英単語は非常に重要だと考えている。
表現の幅の広がり
英単語を覚えることで自己表現の幅が広がる。自分が伝えたいことを、同じような意味の単語でも使い分けることにより正確に表現でき、相手にとっても理解しやすくなる。
また、ボキャブラリーが増えることでより正確でかつ自信を持って話すことができるようになる。
また、単語力が不足していると相手の話の中で知らない単語がたくさん出てきてしまい、理解することも難しくなることから単語は重要だ。
理解力の向上
当然だが、英単語を覚えることで英語の読解力が向上する。知らない単語が多いとイチイチ調べなければならないが、より多くの英単語を知っていることで英語の文書をより速く、正確に理解することができるようになる。
必要な単語は最低1,000語
必要な単語数は、個人差や学習目的によっても変わってくるが、一般的には1,000語程度を覚えることが目標とされている。
この1,000という数は、過去に英単語の使用頻度を調査した研究がなされており、その結果に基づいて算出されている。
この研究では、英語圏で最も頻出する単語1,000語がコミュニケーションに必要な単語をほぼ網羅しているというもので、Paul Nation氏によってまとめられた「Learning Vocabulary in Another Language (Cambridge Applied Linguistics)」という論文に詳細は記載されている。
ただし、これはあくまで一般的な目安なので、、学習目的やレベル、ビジネスの場合は専門用語等も含めて追加で学習する必要はあるだろう。
オススメの単語帳ー金のフレーズシリーズ
さて、単語の重要性を紹介してきたが、おススメの単語帳も合わせて紹介する。
それはTOEIC用の単特急 金のフレーズである。
これはレベル別で分かれているが、全部で1,000語入っており必要とされる単語数分収録されている。
私も実際に海外に住み始めて3か月が経過したが、この単語帳の単語を覚えてから赴任してよかったと感じている。
会話していても結構ここの単語が出てくるのだ。
本屋に行けば3,000語とか、上級者向けの○○の様なものはたくさん見かけるが、あまりに多すぎるとモチベーション維持もなかなか難しい。
まずは1,000語を絶対に全部覚えるというつもりで手を出してみてはどうだろうか。
コメント