iPhone SEなら第2世代がオススメー第3世代をススメない理由

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スマホと言えばiPhoneという方も多いのではないだろうか。

しかし、最近のiPhoneは10万円を超えて手を出しにくく、かつ、そこまでのスペックは不要という方も多いと思う。

そこで、今回はiPhoneの中でも少し安価なSEについて、今買うなら何を狙うべきか解説する。

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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iPhone SEシリーズとは

「SE」はSpecial Editionの略!?

SEとはSpecial Editionの略だと言われている(Wikipediaより)。

ただし、元の引用資料が会員登録しないと確認できないため、どこまで本当かわからないが…。正直名前の由来はどうでも良い方がほとんどだと思うので、ここではそこまで深い追いしない。

購入しやすい価格のミドルレンジiPhone

iPhoneにはナンバリングのモデル(今だとiPhone13)とSEモデルが存在する。

ナンバリングのモデルはハイエンドスマホに位置づけられるが、SEモデルはミドルレンジ程度と考えて良い。その分、値段も安価になっており、最新のハイエンドスマホを求めているとかでなければ値段とスペックを考慮して、十分選択肢になるモデルである。

iPhone SE3が2022年3月発売

SEモデルの最新(第3世代)は2022年に発売

iPhone SEは2016年に第一世代が発売以降、2020年に第二世代、そして2022年に第三世代が発売された。

ナンバリングのモデルでは毎年発売されている等、ある程度決まった周期で最新モデルがリリースされるが、SEは特に何年おきに発売というのはなさそうだ。

ただし、ヨーロッパではEU(欧州連合)では2021年9月に、スマホなどの電子機器にType-C端子による充電を義務化する法案を提出しており、今後Lightning端子が使えなくなる可能性が高い。その前にLightning端子の端末を出しておきたいという考えもあるかもしれない。

EU、スマートフォンなど電子機器の充電を「USB-C」に統一する法案 Appleは「イノベーションを抑制する」
欧州委員会は、スマートフォンなど電子機器の充電方法をUSB-Cに統一する法案を提出した。スマートフォンでUSB-Cを採用していないのはほぼAppleのみ。Appleは「1種類のコネクタのみを義務付ける厳格な規制はイノベーションを抑制する」とコメントした。

iPhone SEはライトユーザーをターゲティング

iPhone SEはその時代の最先端の端末より機能が劣る、または少ない代わりに価格を抑えたモデルである。例えばiPhoneSE3はiPhone13と同じ年度(2021年度)に発売された。

SE(第3世代)と13および13 miniを比較した。なお、今回はスペックはそこまで求めず、コストパフォーマンス重視という観点のため、Proモデルは比較しない。

大きな違いは大きさと重さ、カメラ、バッテリーと認証方法である。そのほか、少しずつ異なるがCPUは同じだし、性能的には文句はつけようがないだろう。そのため、カメラに大きなこだわりがなく、バッテリーも1日中使うわけではないライトユーザー層がターゲットになっている。

iPhone SE(第3世代) iPhone 13 iPhone 13 mini
発売日 2022年3月 2021年9月 2021年9月
画面サイズ 4.7インチ 6.1インチ 5.4インチ
重量 144g 173g 140g
ディスプレイ 液晶 有機EL
5G対応の有無 5G対応
カメラ 単眼カメラ(1200万画素) デュアルカメラ(1200万画素)
CPU A15 Bionic
ワイヤレス充電 あり あり(MagSafe対応)
バッテリー容量 2,018mAh 3,095mAh 2,406mAh
認証 指紋のみ 顔のみ
価格
(Appleストア価格)
57,800円(64GB)
63,800円(128GB)
76,800円(256GB)

98,800円(128GB)
110,800円(256GB)
134,800円(512GB)

86,800円(128GB)
98,800円(256GB)
122,800円(512GB)
iPhone SE(第3世代) 128GB simフリー 端末本体のみ

iPhone SE(第2世代)と比較

次にiPhone SE同士で比較する。

第2世代と第3世代は違いがほとんどない

主な違いは、下の表にまとめた通りで重さ、5G対応、CPU、バッテリー、価格である(他にも違いはあるにはあるが、ほとんど体感できないため省略する)。

第3世代 第2世代
発売日 2022年3月 2020年4月
画面サイズ 4.7インチ 4.7インチ
重量 144g 148g
ディスプレイ 液晶 液晶
5G対応の有無 対応 非対応
カメラ 単眼カメラ(1200万画素) 単眼カメラ(1200万画素)
CPU A15Bionic A13 Bionic
ワイヤレス充電 あり あり
バッテリー容量 2,018mAh 1,821mAh
認証 指紋のみ 指紋のみ
価格
(Appleストア価格)
※第2世代は発売当初
57,800円(64GB)
63,800円(128GB)
76,800円(256GB)
49,280円(64GB)
54,780円(128GB)
66,880円(256GB)

重量の違い

表で記載の通り、第2世代は148gに対して、第3世代は144gである。

その差はなんと4g。1円玉4枚分である。正直、比べて持ってみれば違いが分かるかもしれないが、単体で持っている分には何も違いは感じないだろう(何なら持ち比べてもわからない可能性もある)。

5G対応の有無

5Gの違いも正直どちらでもよい。なぜなら、各社現在5Gに対応しているエリアが狭すぎて5Gで通信する機会が少ないからだ。

さらに、仮に5Gエリアに住んでいたとしても、5Gは超高速な大容量通信が同時接続で可能になることであるが、我々一般人がその恩恵を享受するような使い方は基本的に行わない。さらに、そもそもそういったアプリもないのが現状である。

CPUの違い

第3世代はiPhone 13と同じCPUを搭載しており、文字通り最新モデルと同等である。一方で第2世代はA13チップということでiPhone 11と同じモデルになる。

これについては確かに最新版で性能は上がっているが、iPhone SEを選択する層がこの違いを体感できるとは思えない。iPhone 11でも十分な高スペックであり、A13チップでも不満に感じることはないだろう

バッテリー容量

これは第3世代の方が200mAh程度大きいが、そもそも2,000mAhは小さすぎてどちらもバッテリーとしては不十分である。そのため、どちらであってもモバイルバッテリーが必須になるだろう。

価格

これは明らかに体感できる違いだろう。

スペックは数字上は異なるもののそれほど違いが体感できない中で、価格だけ1万円近く高くなっている。

オススメは第2世代

さて、結局いろいろ比較してきたが、おススメできるのは見出しの通り第2世代である。

理由は簡単で、価格である。

第3世代の方が新しくてスペックも上がってはいるものの、それを体感できるほどの違いではないことから、値段が1万円も違うということで第3世代を購入するのであれば第2世代がおススメである。

価格についても発売時価格は1万円程度しか差がないが、第2世代は発売してすでに2年ほど経っていること、第3世代がすでに発売されていることなどからも、型落ちとして値引きもされているだろう。

それを考えると、SEで端末を検討している方については、今回比較した価格以上に安価な価格で手に入るiPhone SE(第2世代)をおススメする。

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