暑い夏を乗り切る!熱中症対策:原因と対策、やるべきこと・やってはいけないこと

健康
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暑い日が続きますね。

こんな日は熱中症や脱水症状になりやすいので、テレビなどでもしきりに注意されている。

冷房を付ける等はよく言われているが、本記事では対策としてやるべきことと、やってはいけないことなどをまとめるので、暑い夏の過ごし方の参考にしてほしい。

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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熱中症と脱水症状とは

熱中症は気温が高い時に生じる健康障害で、体温の調節機能が働かなくなる

熱中症の症状

熱中症は体温の調節やバランスが崩れてしまい体に温度が溜まってきてしまう状態である。

主に起こる症状は以下の通りだ。

  • めまいやほてり
  • だるさ・吐き気
  • 体温が高い
  • 筋肉痛やけいれん

あとはひどくなると意識を失うこともあるため、すぐに病院に搬送すべきだ。

熱中症は3つの要因で起こる

環境省などのHPでも言われているが、熱中症は「環境」と「体」と「行動」のいずれかが原因になると言われている。

環境

環境の要因としては非常に分かりやすいが、例えば以下の要因が挙げられる。

単純に暑い時になりやすいということである。

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 日差しが強い
  • 風があまりない

体もわかりやすいが、特に弱っている人が熱中症になりやすい。

意外と二日酔いなんかでもなりやすいので注意が必要だ。

  • 高齢者や乳幼児
  • 肥満
  • 二日酔い
  • 寝不足
  • 低栄養状態
  • 風邪などを引いている

行動

いくら暑い日でもそんなに外に出なければ大丈夫だが、外にいるような場合等は熱中症になりやすい。

  • 激しい運動・普段運動しない人の慣れない運動
  • 長時間の屋外作業
  • 水分補給が不十分

ひとつ当てはまればすぐに熱中症になるわけではないが、いくつか当てはまってくるとリスクが高くなるので注意が必要だ。

 

脱水症状は水や電解質(体内の塩分やカリウムなどのミネラル)が汗で失われている状態

人間は体の60~70%くらいが水分と言われている。

多くが水分であることから、その水分が少なくなると身体に不調が生じる。

軽度

軽い段階では喉が渇いたり、尿量が少なくなる。

軽い吐き気や微熱などを起こすこともあるため、軽いからと侮らない方が良い。

中等度

このくらいになると身体の不調がはっきりしてくる。

倦怠感(だるさ)や頭痛、嘔吐、めまいなどが起こり、血圧も下がってくる。

明らかに体調が悪いため、しっかり対策すべき状況だ。

重度

体調が悪くなってもほっておくと、心臓や腎臓に影響が出始める。

最悪の場合、死に至ることもあるため早急に対応しなければならない。

脱水は暑い日に起こりやすいが、そうでなくても起こるので注意が必要だ。

 

ちなみに、熱中症対策と言えばエアコンだが、エアコンの電気代と熱中症になった場合の医療費を比較した記事も作っているので、合わせて参考にしてほしい。

熱中症・脱水を予防するには

 

水分をこまめに取る

まずはこれが重要だ。

特に喉が渇いていなくても水分を取ろう。むしろ喉が渇いてからでは遅いこともある。

ちょっと暑いなーと思ったら水分を取るようにして、脱水にならないようにしよう。

ちなみに、アルコールとカフェインは利尿作用(トイレが近くなる)があることから、身体の水分を外に出してしまうことになるため、水分補給には含まれないため注意が必要だ。

というより、水分補給に含まれないどころかマイナスになるため、よくよく気を付けてほしい。

塩分を程よく取る

水だけ飲んでればよいというわけではない。

暑くて多くの汗をかく場合、水分だけでなく塩分やミネラル分も汗と一緒に外に出てきてしまう。

この状態で水分だけを補給すると、血液が薄くなってしまいかえって身体に不調が起こる可能性がある。

そのため、水だけではなく、塩分入りのタブレットやスポーツドリンクなどもあることから、それらも取り入れていただきたい。

ただし、特に汗をかいているわけではないのにスポーツドリンクばかり飲むと、急性の糖尿病、いわゆる「ペットボトル症候群」になってしまうことから、飲みすぎも注意していただきたい。

(いい塩梅、というのが一番難しいと思うが…)

しっかり睡眠を取って疲れを溜めない

睡眠不足や疲労が熱中症の要因になることは説明した通りだ。

そのため、しっかり睡眠を取るようにしよう。

その際に暑いと寝苦しくなってしまい、十分な睡眠がとれない可能性もあることから、エアコンを使ったりして快適な温度で寝るようにすることが大事だ。

暑さに慣れておく

 

精神論みたいに聞こえるかもしれないが、暑さに慣れておくことも重要だ。

あまり暑さに慣れていないと、汗で体温調節することもうまくできなくなってしまう。

気温が高くなってくる5月くらいから、定期的な運動をして程よい汗をかくようにしよう。

定期的な運動も、何もすごいことをする必要はなく、軽いウォーキング程度で十分なのでぜひ定期的にやって暑さに慣れておいてほしい。

また、もうすでに夏だよ!という人は、涼しい部屋で筋トレやストレッチをすることでも良い。

今からでも遅くないため是非始めてほしい。

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