ChatGPTが話題になっているが、実際に使ったことがある人はどれくらいいるだろうか。
今回は日常で英語学習にChatGPTを活用すると学習効率が上がるということについて紹介したいと思う。
気になっている方は是非参考にしてほしい。
はじめに:ChatGPTによる英語日記の添削とは
ChatGPTはAIによる言語処理モデル
この記事では、ChatGPTによる英語日記の添削について紹介する。
ChatGPTは人工知能(AI)による大規模な自然言語処理モデルであり、英語の添削にも活用できる。
本記事ではChatGPTによる添削のメリットやデメリットや実際に私が行った例についても紹介する。
英語日記は英語学習におけるアウトプット練習として優秀
英語学習において、英語で日記を書くことはアウトプットとして非常に効果的な方法であることは様々な方が発信している。
英語はインプットだけでなく、自分からも発信しなければならないことからどんな単語を選ぶのか、どんな文法を使うのかに慣れておく必要がある。
そこで、自分で英文を考えてそれを書くことは語彙力や文法力を養い、英語力の向上に繋がるということで多くの方が勧めている方法だ。
英語日記は有用だが添削が難しい
英語日記は非常に有効だが、単に書いておしまいでは何も学習にならない。
自分が書いた日記について、文法は正しいのか、単語は適切なものを選んでいるのか、そういったことを添削して覚えていかなければ英語力は向上しない。
しかし、自分が書いた文章であり、それを自分で直していくことはかなり大変だ。
時にはオンライン英会話サービスで、先生に見せて添削してもらうなどの方法も紹介されているが、せっかく英会話をしているのであれば日記添削ではなく会話をしたいところだ。
そこで、ChatGPTに英語日記の添削をしてもらうことで、その大変だった添削を一気に簡潔化したいというのがこのブログ記事の趣旨である。
メリットとは
(比較的)正確な添削ができる
先に述べた通り、自分で作成した英文から間違いを見つけることはかなり難しい。
当然自分は正しいと思って作っていることから、不安がある個所以外はスルーしてしまうだろう。
特に文法的なミスだけならまだしも、自然な英語としての表現等実用的な部分については自分で見つけるのはかなり困難だ。
しかし、ChatGPTは大量の英文を学習しており、文法的な間違いや自然な表現を判断する力がそれなりにあることから、正確な添削を受けることができる。(使ってみた感じは若干怪しいところもあるが、自分で間違いを探すより格段に良い)
フィードバックをもらえる
ChatGPTはこちらから何を質問するかで次第でかなりいろいろ教えてくれることから、自分が作成した日記についてどのくらいのレベルなのか、足りない力は何か等客観的な意見をもらうことができる。
その添削内容に基づいて、自分の英語力の向上につながるアドバイスをもらい、英語力向上の方向性を定めることができるというわけだ。
添削スピードが速い
自分で英語日記を書くだけでもそれなりに時間がかかるというのに、それを自分で添削するとなると相当な時間を要する。
場合によっては文法書を取り出したり、辞書を調べたり、調べ物をする必要があることも多いだろう。
しかし、ChatGPTに添削してもらうことで自分で検索する手間が省け、スピードアップが図れる。
これにより自分の時間を節約できることで、他の英語学習に時間を割くことができるというメリットがある。
逆にデメリットは?
完璧でない可能性を理解する必要がある
これは後で実際の例を紹介するが、指摘したのに修正されない場合や添削が間違っている場合もある。
オンライン上にある英文などを学習して指摘してくるが、必ずしもすべての文章が正しい訳でhないことから時に間違っていることもある。
また、どうやってChatGPTにお願いするかにもよっても指摘の仕方も変わってくるため、お願いの仕方も重要だ。
何度かやってお願いの仕方は慣れていく必要がある。
誤った修正をされる場合があるため、一定程度自己判断も必要となる
これは1点目のデメリットにも関係するが、指摘してもらったものを踏まえて再度自分で確認して判断する必要がある。
いずれにしても指摘された箇所を学習することになるので、是非指摘されたところをサラッと見て終わるのではなく、一度自分でも確認しておくことをおススメする。
実例紹介
添削前の日記
まず添削前の日記を紹介する。
私が自分で作った日記であるため、英語的に拙いことと内容がどうでも良い点は目をつぶっていただければと思う。
内容は、単純に前日に飲みすぎて頭が痛い。昔はもっと飲めた気がするんだけど。また、関係ないがサングラスを新しく購入したのでその点について触れている。
私は文法的な間違えと自然な表現の両方を指摘してほしいため、その2点で指摘してほしい旨を明記している。
ChatGPTの指摘
これについて実際に添削後の文章と修正ポイントになる。
よく読むと、指摘されているのに反映されていないものがあるし、指摘にも間違いがあるため、どのくらい間違っているかを考えていく。
1点目:drankに修正することはあっているが、これは過去形であり「過去分詞」ではない。
3点目:get upの「後ろ」にcouldn’tを加えたと記載されているが、「前」である。修正自体は正しい。
まとめ
ChatGPTに英日記の添削をしてもらうことは英語学習にとって非常に有益となりうる。
正確な添削を受けられるだけでなく、フィードバックやスピードアップ、時間節約など、様々なメリットがある。
特に英語学習において、自分で英日記を書くことは大切だが、添削作業に時間をかけすぎると他の英語学習に割く時間が減ってしまうことがあることから、ChatGPTに英日記の添削をしてもらうことで自分の時間を節約しつつ、正確でスピーディーな添削を受けることが最も大きなメリットとなりうる。
一方で、100%正しい訳ではないことは理解しておくことは重要だ。
そこも含めて、英語学習では多くのAIを活用したシステムやアプリ等が登場しているため、これらを活用してより効率的に英語力を向上させよう。
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