bikke POLARR e レビュー子供を乗せる電動自転車:後悔は無いが、他と差別化が難しい

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子供を乗せるための電動自転車を新たに購入したため、選び方と使用感をレビューする。

私が購入したのはブリヂストンのbikke POLARR e(ビッケ ポーラーe)であるが、ほかのメーカーも含めていろいろ見に行ったり調べたりしたため、なぜたくさんある中からビッケ ポーラーeを選んだのか解説していく。

特徴はそれぞれ自転車ごとに違うため、住んでいるエリアの環境に合わせた判断が吉
nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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電動をおススメする人

そもそも自転車には電動ではないものもある中で、どんな人に電動自転車をオススメかということである。

若干の私見はあるが、以下のような人には電動がオススメだと思う。

 

坂道が多いエリアに居住している

これは想像しやすいかと思う。

坂道は、当然だが自転車を漕ぐためには相当力が必要であり、家の周辺はどこに行くにも坂道が多いような場合には電動がオススメである。

後でも触れるが、電動自転車は漕ぎ出しが非常に楽であるため、坂道が多くても比較的快適に自転車に乗ることができると思う。

Image by David Mark from Pixabay

 

子供を乗せて乗ることが多い

子供を乗せるとその分体重が増えることになる。

1歳で10kg程度、3歳になると15kg程度となり、これだけの重さを乗せると当然漕ぎ出しは重くなるし、しっかり漕ぐことができないとふらついてしまうだろう。

電動アシストは漕ぎ出しが特にメリットを体感できるため、子供を乗せての漕ぎ出しも難なくできるのではないだろうか。

特に2人などを乗せるようになればその分重さも増えることから、こういった状況であれば電動自転車を使うことをオススメする。

Image by Gerhard G. from Pixabay

 

子供乗せ電動自転車のメーカーの種類

子供を乗せるための電動自転車は、国内大手であれば以下の3社が有名である。

・ブリヂストン
・パナソニック
・ヤマハ

それ以外にも海外メーカーや少し割安なものを販売しているメーカーもあるが、多くの店舗が前述の3社の製品を置いていることから、今回は上記3社にフォーカスする。

ちなみに、少し割安なメーカーについてもいろいろ見て回る中で聞いてみたが、電動の電力が弱めでアシスト力が小さいなど、安いには安いなりの理由があることも分かった。

そのためアシストはそんなにいらない、少し補助してくれる程度で問題という方には十分選択肢に入ってくるだろうから、自分がどんなものを求めているのかに合わせて検討してもらえればと思う。

 

メーカー別特徴

国内の大手メーカーとしては、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハの3社があることは紹介したが、それぞれの特徴を説明する。

 

ブリヂストンは種類豊富

bikkeブランドとして展開されており、「HYDEE Ⅱ」「GRI dd」「MOB dd」「POLARR e」の4種類ある。

走りながら充電できるモデル、両輪にアシストがあるモデルなどもあること。

コラボモデルなどもあり見た目もおしゃれなものが多い。印象である。なお、ハンドルロックは手動となっている。

bikkeシリーズ
ブリヂストンHPより抜粋

 

パナソニックはバッテリー容量が大きい

こちらはGyuttoシリーズとして展開されている。

こちらはバッテリー容量が大きく、他と比べて長距離走ることができるモデルもある。

また、スタンドを立てるとハンドルが固定されるようになっている様で、ブリヂストンの手動式と比べると非常に便利そうである。(結局私は購入していないので、便利かどうかは印象で記載しているのであしからず。)

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ヤマハは上り坂に強い

PASシリーズとして展開されている。「PAS Kiss mini unシリーズ」「PAS Babby unシリーズ」「PAS Crewシリーズ」 などがある。

公式HPに以下のような記載あり、漕ぎ出しはマイルドである一方でパワーが高いことから上り坂などに強いということである。

また、パナソニック同様にスタンドとハンドル固定が連動している。

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子供が小さいなら前乗せ。2~3歳以降は後ろ乗せが良い

前乗せか後ろ乗せか

子供乗せの電動自転車を購入する際に自転車本体以外に迷う点が、前に乗せるのか、後ろに乗せるのかである。

結論から言うと小さいうちは前乗せがよく、年齢が上がってくれば後ろにすることが良い。理由は以下のとおりである。

  • 前を向いて自転車を漕ぐ(当たり前だが)ことから、こちらから話しかけて返事がちゃんと来る年齢になっていないと後ろで何が起こっているか分からない。
  • シートを後付けすることは前後ともに可能。ただし、前乗せの後付けはハンドルの後ろに取り付けることになるためシートが膝に当たりやすい。

話しかけて返事が返ってくる年齢なら後ろ可

1つ目は、見えないところからの問いかけにも返事が来るかどうかである。

後ろ乗せでは、自転車を漕ぎながら子供の様子を見ることができないため、仮に落ちそうになっても気づくことができない。

親から話しかけてしっかり返事が来る年齢であれば、定期的に話しかけることでそれも回避できるが、しっかり返事ができる年齢ではない場合には後ろにいるのかいないのか、確認ができない。

以上から、子供が小さく返事が難しいうちは前に乗せることをオススメする。

後付けは前は難しいが、後ろはできる

2つ目は、好みの問題もあるが漕ぎやすさである。

前も後ろもどちらを選んだとしても、後付けでもう片方にもシートを取り付けることは可能だ。

ただし、後ろの取り付けは特に問題ないが、前乗せはハンドルの内側にシートをセットすることになるため、漕ぐスペースが非常に狭くなる。

初めから前乗せシートがついているものは、シートが邪魔にならないようにハンドルの形が変わっているため、漕ぐスペースが確保されている。

最初は子供が1人だったとしても、2人目ができて前と後ろ両方に着けるとき、シートを増やすなら初めから前についている形状のものを選択しておいて、後で後ろを増やすことがおススメである。


初めから前にシートがついているタイプ
(私の購入したタイプ)

前シートを後付けするタイプ

※参考:Amazon

フロント子供のせ FBC-003S2自転車用

 

 

オススメはブリヂストンのbikkeシリーズ。ただし居住エリアに合わせた選択が吉

見出しの通りだが、私はブリヂストンのbikkeシリーズがオススメである。

漕ぎだしのアシストがしっかりしている

漕ぎ出しのアシストがしっかりしているのは、ブリヂストンのbikkeシリーズかパナソニックのGyuttoシリーズと言われている。

一方で、ヤマハのPASシリーズは漕ぎだしマイルドと言われているもののパワーが強いことから、子供が大きくなった時や重たい荷物を持っているときなどを考えると、しっかりアシストしてくれる方が良いと考えている。

自転車そのものの重さが少し軽い

体感できるレベルかは実際に持ち上げて比べたわけではないためわからないが、はbikkeシリーズかPASシリーズが少し軽い仕様になっている。

持ち上げることはそんなにないと思うが、引いて歩くことはあると思うため多少でも軽い方が良いと考えている。

値段的にもお買い得

bikkeシリーズかPASシリーズがメーカー希望小売価格は比較的お安めでありおススメである。

ただし、これに関しては販売店の割引等の特典状況により異なることから、購入に際しては確認してほしい。(ちなみに私は楽天でbikkeシリーズがお得に購入できるタイミングで買った)

上り坂とハンドルロックは劣る

上り坂はヤマハのPASシリーズが得意ということであり、ここは劣るポイントだ。

また、ハンドルロックも手動で行わなければならないため、スタンドと連動して自動でロックがかかるGyuttoシリーズと比べると劣ることになる。

ハンドルロックについては正直手動でやれば良くたいした手間ではないため、ここはあまり気にしなくて良いと思う。

そのため、坂の多いエリアであればGyuttoシリーズを選んだり、移動距離が長いのであればバッテリー容量が大きいPASシリーズとするなど、自分の生活環境に合わせて選ぶことをオススメする。

なお、どれを購入しても非常に性能が良いため、正直その時のセールなどに合わせて値段で選んでしまっても大きな後悔はないように思う。

 

防犯でやっておくべきこと

電動自転車は10万円くらいすることもザラであり、盗まれたら買いなおせば良いとは簡単には思えないだろう。

自分が悪くないとしてもやられてしまうと結局自分が不利益を被る(仮に犯人が見つかっても、それまでの手間や見つかるまで自転車が使えない等もある)ことから、できることはやっておくべきである。

 

自転車にカギをする

これは当然と言えば当然だ。通常か購入時にカギはついていると思うので、全くカギがないという状況はあまりないだろうが、可能なら2つカギをつけると良い。

 

バッテリーにもカギをする

1点目の自転車にカギをすることは誰でもやっていることだろうが、近年は電動自転車のバッテリーだけを盗難されるという事例も増えている。

以下のグラフは警視庁が公表している都内で発生している電動アシスト自転車のバッテリー盗難の件数だそうだ。

令和2年は少し減っているが、それを除いて右肩上がりに増えている。

バッテリーそのものにカギはついているが、これだけでは壊したり工具で取れてしまうというらしいため、警視庁HPでも以下のようにもとからついているカギ以外にワイヤーロックもバッテリーにつけることを推奨している。

普段はバッテリーはつけっぱなしだと思うため、この鍵もつけっぱなしで特に不自由しない。

走行そのものにも特に影響ないので簡単で良いからつけておくことで防犯になるだろう。

参考:警視庁HP

電動アシスト自転車のバッテリー盗難に注意 警視庁

 

実際に乗った感想

最後に実際にbikke polarr を購入したことから、使用感についても紹介する。

まだ購入して1か月程度しか経過していないことから、耐久性など長期的な使用感については今後改めて記事を書きたいと思うが、最初に使ってみての感想は漕ぎ出しが非常に楽だと感じた。

ちょっと足を置く程度の踏み込み(踏み込みと言うほど漕いでいないが)で、ぐんっと前に進む感じがする。

子供を前のシートに乗せていると、ハンドル部分が重くて何もなければ初速時にふらつきがちであるが、このアシストがあればそのようなことも起こりにくいと思う。

ちなみに私は日ごろからロードバイクで通勤したり、どこに行くにも自転車ということが多いのであまり参考にならないと思い、妻にも乗ってもらった。(というより、妻が使うことがメインで購入している)

妻は自転車に相当長い期間乗っていなかったということで、かなり不安そうであったが、タイヤも比較的太く安定性があり、漕ぎ出しも非常に楽だったことから難なく昔の自転車に乗っていた感覚を思い出したようだった。

以上より、私も妻も電動自転車を初めて使ってみたがかなり快適であったことから、シリーズ問わずとにかく電動自転車はおすすめである。

 

その他の生活改善に関するグッズも紹介しているため、以下の記事を参照いただきたい。

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