【今からでも間に合う】防災グッズ(準備しておくべきものリスト)

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日本は災害大国である。

言われなくてもみんな知っていることだと思うが、改めてよく考えると何も準備していないことは不安にならないだろうか?

最近も夜に大きな地震が来るなど、いざというときにすぐに動けるようにしておく必要があると思い、我が家ではついに防災セットを準備したため、何を考え、何をそろえたのかを紹介したいと思う。自分も他人事の様に思っていた時期もあったが、何事も備えがあれば憂いは小さくなることから、是非参考にしてもらえればと思う。ちなみに、自分はなるべくかかる費用は最小限にしたいと思ってやっているため、そういった観点でも参考になればと思う。

nigimo

30代半ばにして待望の第一子が産まれたどこにでもいるサラリーマン。
最近、趣味である筋トレとランニングにハマると同時に子育てと投資の勉強に日々奮闘。
薬剤師の視点で日本の医療保険について解説。また、薬剤師とは関係ないが、実際に使ってみて日々の生活に役立つ情報をまとめています。

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日本は災害大国

日本の災害頻度は世界随一

内閣府の防災情報のHPを見ると、日本は災害を受けやすいと言われている。例えばマグニチュード6以上の地震の回数は世界で起きた地震の20%程度に相当し、大地震の5回に1回は日本で起きている状況である。世界にはおよそ200か国も国があるのに、である。

活火山の数も世界のうち7%が日本にあるということで、火山関係の災害も起こる可能性が高い。

参考:内閣府防災情報

図1−1−1 世界の災害に比較する日本の災害 : 防災情報のページ - 内閣府
図1−1−1 世界の災害に比較する日本の&#...

その他にも台風、豪雨、豪雪なども良く起こり、山に囲まれた地形で川も多いことから、それに伴う洪水、土砂災害なども起こりやすい地形になっている。

南海トラフ地震の想定範囲は広大

内閣府は以下の資料で防災対策推進地域を指定している。私も今回初めてしっかり資料を見たが、相当幅広いエリアが指定されていて被害の想定が大きいことが分かる。

正直資料が多いこと、国の資料は堅苦しくて最後まで読むには相当労力が必要であることから全部を見る必要はないと思うが、日本の主要都市圏(関東、愛知、関西、広島、福岡等)の一体すべてに大きな影響をもたらすことが予想されていることは理解しておくと良い。

引用:内閣府HP掲載資料

南海トラフ地震対策 : 防災情報のページ - 内閣府
南海トラフ地震に係る地域指定南海トラフ地...

https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/pdf/nankaitrough_chizu.pdf

これらを踏まえて、防災に関して以下の点を考えておくことをおススメする。

・防災セットの準備
・いざ起こった際にどう行動するかのマニュアル(特に2人暮らし以上の方)

 

防災セットに必要なもの

必要なものをリストアップするとあれもこれも必要になって、防災バッグに詰め切れないほどになってしまう可能性がある。

防災グッズを揃えるときには以下の2つに気を付けると良いだろう。

・家から持ち出すもの
・家がつぶれない前提で、家にストックしておくもの

持ち出し用

家から出て避難しなければならない場合に持ち出すものという括りである。持ち出すものとしては最低限の食料、飲み物、消耗品を考えると良い。

消防庁でもまずは3日分程度揃えると良いとされている(余裕があれば1週間程度まで目安にするとよい)。

家庭内ストック(いわゆる備蓄)

こちらは持ち出すわけではないが家がつぶれてしまう可能性はそこまで高くなく、家では過ごせるが電気や水道が止まってしまった場合に使うものという考えである。

こちらはしばらく支援なしで生活できるように、最低1週間分程度は備蓄していると良い。もちも出すものとの違いは、多少重いものでも持ち運ぶわけではないことから備蓄の幅は広がる。

この備蓄には、完全に保管しておくものと、日常でも食べるものを少し多めに持っておく日常備蓄という考え方がある。日常備蓄は、少し賞味期限の長いもの(例えば乾麺や米、缶詰等)は少し多めに買っておき、古いものから順に日常の生活の中で消費、定期的に買い足しするようなものである。

 

準備すべきもの

では実際に何をどれだけ準備したら良いのか、どう考えて決めていけば良いかを解説していく。もちろん家族構成や生活スタイルなどによっても多少変わってくると思うが、まずは基本ということで参考にしてもらえればと思う。

また、それぞれ持ち出す分と備蓄分とを分けていきたいと思う。

前提

家族構成等で異なると記載したが、前提としてどういった家族構成を想定して記載しているかを前もって示しておく。主に私の家族構成ということで理解いただきつつ、人数や構成が変わればそれに合わせてアレンジいただければと思う。

ざっくり示すと以下の3名である。

飲食料

水や食料品は何をおいても重要である一方で、重量も相当ある。しっかり選別して準備しておきたいものだと言える。

持ち出し用 備蓄用
水2Lペットボトル 2本 8本

(大人1人、2L/日×3日分+子供用に4L)

主食系(レトルトのごはん、麺類など) パウチのおかゆ10袋程度 パウチのおかゆ

うどんやパスタの乾麺

主菜系(缶詰、レトルト食品など) 缶詰10個程度 缶詰20個程度
サバ、いわし、焼き鳥、貝等好みに合わせて
野菜系(野菜ジュース) 5本程度 1ダース(12本)
おかし系(右記は例:栄養価やカロリーが高めのものなら何でもOKと思う) チョコレート、チーズ、SOY JOY
子供用の主食(おかゆ等のレトルトごはん、ベビーフード) 10袋程度 20袋程度
調味料 しょうゆ、塩等

 

消耗品

消耗品についてもある程度準備しておく必要がある。特に子供関連は我慢もできないことからしっかり準備しておきたい。

消耗品については、食品とは異なり、賞味期限みたいなものがないことから日常使いと入れ替えながら少し多めにストックしておくと良いと思う。私はテッシュは必ず未開封の5箱1セットは家にストックしておくようにしているし、おむつなども安い時に一気に買って置いておくようにしている。

持ち出し用 備蓄
テッシュ 2箱程度 5箱(1セット)
絆創膏 1箱 1箱
除菌シート 1袋
マスク 1箱 1箱
生理用品 1周期分 あっても良いかも
おむつ 30枚程度(1日4~5枚×1週間) 1袋
おしり拭き 1袋 2~3袋

 

その他物品

その他は消耗品ではないが、1つは入れておきたいというものをラインナップしてみた。また、身分証明証関連のコピーも持っておくといざというときに病院にかかったりする際に役に立ってくるため、準備しておきたい。

また近年ではスマホが相当重要であり、スマホの充電を求めて並ぶなんてこともザラにあるため、そういった事態でも対応できるようにモバイルバッテリーは最重要なものとして持っておきたい。

持ち出し用 備蓄
タオル 少なくとも1枚
レインコート 人数分
軍手 2枚
モバイルバッテリー 最低1つ 最低1つ
ケーブル類(スマホに合わせて)

私の場合はLightning、Type-bB、Type-Cを揃えている

1本ずつ 1本ずつ
懐中電灯 1つ 1つ
レジャーシート 1枚
母子手帳コピー 1枚
保険証コピー 1枚
免許証コピー 1枚
医療証(子供)コピー 1枚

 

最後に

今回準備したものは使わないことに越したことはないが、あるかないかでいざというときの生活の質が大きく変わることからぜひ準備しておきたい。

ただし、今すぐ全部を買いそろえるとなるとそれなりの費用が掛かることから、日常備蓄はいつもの買い物で少し多めに買っておくようにし、それ以外は安いタイミングで仕入れておくと良い。私は楽天のお買い物マラソン等を活用して、ポイントが高いタイミングで少しずつ買いそろえてリュックに追加している状況である。

何が正解というところも人によるため、少しでも参考になればと思う。

 

参考:東京都防災HP

「東京防災」の閲覧
東京都総合防災部の公式ホームページ。東京都内の避難情報など災害に関する情報を発信するとともに、事前の備えや都の取組を紹介しています。
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