昨年から楽天ブラックカードを目指すと決め楽天プレミアムカードを作成した。そして、ブラックカードまでの道のりを記録する意味と同じ目標の同志の参考になればと楽天ブラックカードを目指すための記事を書き始めている。
始めようと思ったきっかけなどは、是非過去の記事を参考にしてもらえればと思う。
今回は、昨年ブラックカードを目指すと決め、なるべく楽天経済圏に寄った生活を心がけ(もちろんお得ではないものは無理には使わない)ていたが、2021年は結局どんな感じの使用状況だったか紹介していく。
楽天カードの種類
過去の記事でもまとめているため詳細はそちらを参考にしていただきたいが、そちらをわざわざ読むのは手間という方に向けて、本記事でもざっくりと一覧表でまとめる。
ブラックカードの大きなメリットは、プライオリティパスの同伴2名まで可能であること、優待サービスがすべて受けられること、ブラックカードにしては年会費が安いなどが挙げられる。(利用上限が非常に高く設定できるというのもあるが、一般人の私には1,000万円も月の利用上限があっても絶対に使わない・・・)
私が魅力に感じていることはプライオリティパスかと思っている。現在の世の中ではなかなか旅行を頻繁にするということは考えにくいが、今後はいずれ回復してこれば家族で旅行する機会も増えると考えられるため、これは使えたら良いと考えている。加えて、単純にブラックカードを持ってみたいがあまり高い年会費を払うことには抵抗があるため楽天を選択した。
通常カード | ゴールドカード | プレミアムカード | ブラックカード | |
還元率 | 1~3% | 1~3% | 1~5% | 1~5% |
年会費 | 無料 | 2,200円(税込み) | 11,000円(税込み) | 33,000円(税込み) |
家族カード年会費 | 無料 | 550円(税込み) | 550円(税込み) | 無料(2枚まで) |
ETCカード年会費 | 550円(税込み) | 無料 | 無料 | 無料 |
利用額上限*1 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 1,000万円? |
プライオリティ・パス会員 | 無し | 無し | 申し込み可 本人のみ |
申し込み可 同伴2名まで可 |
優待サービス | 無し | 誕生月の楽天市場でのポイント+1倍 | 誕生月の楽天市場でのポイント+1倍
3つから1つ選択 |
誕生月の楽天市場でのポイント+1倍
以下のすべて適用 |
楽天ブラックカードのメリット
前項でも一部触れているが、楽天ブラックカードのメリットはおおよそ以下の通りである。
プライオリティ・パスで同伴者2名まで無料でラウンジ利用可能
楽天カードはプレミアムカード以上の場合、プライオリティ・パスを無料で申し込むことが可能である。プライオリティ・パスとは、様々な空港においてラウンジを利用することができ、休憩だけでなく、食事や飲み物についても無料で利用することができる。
日本でも成田、羽田、関空、セントレア、そして福岡で利用可能である。詳細はプライオリティパスのHPを掲載するため、そちらで確認いただきたい。
これが無料で利用できるということで、2021年9月現在ではなかなか旅行、ましてや海外なんてしにくい状況であるが、1~2年くらいかけてブラックカードを手に入れる前提で、きっとその頃なら旅行もできるだろうと考えて目指したいと思う。
そして、無料で2名まで同伴可能ということで、私の場合は妻と子供1人も一緒に利用できることは非常に大きく、これはプレミアムカードではできないことである。
優待サービスが3つともすべて利用可能
楽天プレミアムカードでは、以下のサービスのうち1つを選択して優待を受けることが可能である。
それぞれの説明については楽天カードのHPを参考にしていただければと思うが簡単に説明する。
A:楽天市場コース
楽天市場での買い物について、プレミアムカードデー(火曜日と木曜日)でポイント倍率が+1倍になる。
B:トラベルコース
楽天トラベルでのオンライン決済で+1倍になる。
C:エンタメコース
楽天TVや楽天ブックス利用が+1倍になる。
正直Cのエンタメコースは使っていないためどうでもよいが、プレミアムカードは1つしか選べず、一番頻度の高そうなAの楽天市場コースを申し込んでいるが、旅行好きとしてはBのトラベルコースも気になるところである。
楽天ブラックカードでは、これらすべてを利用することができるため非常に便利である。
マスターカードであれば”招待日和”利用可能で、1名分の料理代が無料になる
楽天ブラックカードはプラチナクラスに位置づけられる様で、マスターカードの「Taste of Premiumダイニング BY 招待日和」が利用可能である。(ブラックではなくプラチナの位置づけなのは、年会費の安さからもある程度仕方がない…)
私は子供も小さいので、妻と二人でというのはなかなかできないが、年一くらいであれば子供を預けて食事したいとも思うことから、このサービスは魅力的である。(そういえば、こんな世情のため最近外食を全くしていない…)
これらのメリットが享受できることから私はブラックカードを手にしたいと思い、今回プレミアムカードを申し込んだことを機に目指してみようと思った次第である。
我が家の楽天経済圏使用状況
我が家の楽天経済圏の使用状況は以下の通りである。
楽天モバイル
楽天モバイルは別で記事にしている通り、電話専用機として1台導入している。ナビダイヤルなどへは無料通話はできないが、通常の電話や友人との電話などはどれだけ話しても無料のため、持つだけなら0円だし、是非検討してはどうだろうか。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、ブラックカードを目指すための布石として使うこととしている。もちろん年会費はかかるが、楽天市場やその他楽天サービスをフル活用しているため損益分岐点である577,500円(火曜または木曜に買い物するなら383,333円)は余裕でクリアできている。
楽天プレミアムカードの損益分岐点(いくら以上、楽天市場で使えば年会費分の元が取れるか)については、以下の記事を参考にしてほしい。
その他は楽天証券はつみたてNISAや通常の投資信託・株購入などで利用しているため、その分もポイント倍率が上乗せされる。
肝心の楽天市場の利用実績だが、以下に実績を紹介する。ブラックカードを目指す前までは、2019年では約14万円、2020年は約22万円とプレミアムカードを持つには不十分の利用実績である。一方で、ブラックカードを目指すと決めた2021年は約98万円と、前述の損益分岐点は余裕でクリアしている。
ちなみに、98万円はさすがに使いすぎのように思うが、ふるさと納税を行ったり、子供を乗せるようの自転車等もすべて楽天で購入したため日常他で使うはずのものをすべて楽天市場に集約している。
楽天ポイントの獲得状況
また、買い物をすべて「お買い物マラソン」かつ「0または5のつく日」、タイミングが合えば「火曜または木曜」に合わせることで大量のポイントを得られている。
特にプレミアムカードに変えてからの11月以降のポイント獲得の伸びが非常に大きい。
まとめ
前述の楽天経済圏の使用状況がどれだけブラックカード獲得にどう影響するかわからないが、昨年から楽天市場に寄った買い物をするように心がけている。
楽天銀行と楽天証券の改悪が行われて、様々なところで楽天はもう終わりではと言われているが、私はそんなことはないと考えている。確かに元の楽天と比べると改悪続きで非常に残念な状況であるが、それでもまだまだ楽天がお得であることには変わりない。
乗り換えるのにも手数料がかかることも多く、新しい情報ですぐに飛びつくと手数料で損をする可能性がある。もちろん乗り換えた方が良い時もあると思うが、今すぐ違う経済圏に乗り換えるのではなく、しっかりと自分の生活スタイルやほかの経済圏のことを調べながら検討するとよいだろう。
本記事では、あくまで私がブラックカードを目指すために行っていることをまとめているが、これがどの程度影響するのか、本当にインビテーションが得られるのかはわからないため、引き続きレポートしていこうと思う。
通常カードでも十分にお得にポイントを獲得できるため、通常カードや銀行口座の開設など、検討してはいかがだろうか。
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