英語の前置詞は様々な使い方がある一方で、使い分けが分かりにくいものが多い。
本記事シリーズでは前置詞の使い方について解説していく。
今回は「for」について、イメージと共に良く使われる表現を整理する。
forの大まかなイメージは…
「for」は向かっていく先、目標地点を表すイメージ
「目標地点」
「for」は目標地点、向かっていく先を表す前置詞だ。
例えばa train for Tokyoであれば、東京に向かう電車ということになる。
「Tokyo」という目標地点を示していることが理解できれば、forの感覚が分かってくると思う。
一方で、forは本当に多くの使い方があるため、ここから先で説明する。
forの使い方
目標地点
最も基本的な使い方は「目標地点」だ。
【例】
the train for Tokyo 東京行の電車
the airplain for London ロンドン行きの飛行機
I am going for a coffee. 私はコーヒーを飲みに行きます
最後はcoffeeというものに向かっていく=「コーヒーを飲みに行く」となる。ほかにもfor lunchやfor dennerなど、場所以外にも何かに向かっていくようなときに使われるのがforだ。
行為の向かう先
単純に場所だけでなく、行為の対象も示す。
【例】
What can I do for you あなたのために何ができますか?
これは、あなたに対していdoするということで、行為の対象がyouであることを表している。
I’ll pay for your ticket 私があなたのチケット代を払います。
こちらも、チケットに向かってpay(支払う)をする、つまりチケット代を支払うという意味になる。
cook for myself 自炊する
see for yourself 自分で見て確認して
prepare for the party パーティーの準備をする
目的:~のため
何かの目的を示すことも、目的に向かっているイメージでforを用いることができる。
【例】
for sale 売るための
for a rainy day 不測の事態のため
What for? 何のために?
求め、望み
欲しい、求めるというのも、何かの目的に向かって求めていることからforの対象になる。
例えばlook for(探す)などは、何かを求めて見ている=探しているということになる。
【例】
look for~ ~を探す
hope for~ ~を望む
call for~ ~を要求する(~を求めて声を出すということから、要求するになる)
ask for~ ~を求める(お願いする)
forはかなり多くの用途があり難しいが、是非使って慣れてみてほしい。
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